こんにちは、かばごんです。
・老後2000万円問題って言われるけど…
・少子高齢化で年金制度がうまく機能するのか不安…
・老後は年金だけでいいの?
老後について、不安だなと一度は考えたことありませんか?
以下表を見てもらうとわかるように、
今の日本はどの国から見ても超少子高齢化で、
年金だけだと老後の生活に不安だと感じるのも仕方ありません。

そこで今回は下記の内容について解説します!
・年金だけで老後は問題ないのか
・老後のお金の心配を無くす方法
- 年金だけだと老後心配な理由がわかる
- 老後の生活を苦労しない方法がわかる
ぜひ最後までご覧ください!
年金だけで老後は問題ないのか
少子高齢化が加速していく中で、
老後に不安を抱くのも無理はないと思います。
このまま、少子高齢化が加速すると、
社会保障制度の弱体化が起こる可能性があります。
詳しくは↓をご覧ください。

そして、社会保障制度の弱体化が起こると、ぼくたちが高齢者になったときにもらえる年金が少なくなる可能性があります。
そうならないため、年金について知識をつけましょう!
この項では、下記について解説していきます。
- 年金の種類
- 年金シミュレーション

お金の不安を”0”にするためには
老後についても考えていこう!
年金の種類は主に下記の2種類に分かれます。
- 公的年金
- 私的年金
そして公的年金と私的年金は3種類に分かれます。
下記の図をご覧ください。

このように、公的年金と私的年金の2種類に分かれます。
年金制度
公的年金は、自営業か会社員か、職業で受け取れる年金の種類が変わります。
下記の図をご覧ください

このように、公的年金は1階建て、1階建てなどで表現することが多いです。
1階部分は”国民年金”です。基礎年金とも言い、20歳以上60歳未満の日本にいるすべての国民が加入するものです。
これに対して会社員や公務員が加入するのが厚生年金で、老後を迎えると国民年金に加えて受け取れます。
厚生年金は、所得に応じて厚生年金部分の保険料が決まります。

厚生年金加入者は所得が多ければ多いほど
老後にもらえる年金が増えるよ!
そのため、国民年金のみ加入していれば1階建て、厚生年金に加入していれば2階建てとなります。
厚生年金加入者でさらに企業年金やiDeCoといった私的年金も加入している方は、3階建ての年金制度を利用していることになります。
次に、国民年金と国民年金+厚生年金でどれぐらい年金を貰えるのかシミュレーションしてみましょう。
国民年金と国民年金+厚生年金でどれぐらい年金がもらえるのかを比較します。
今回は、下記の条件でシミュレーションしていきたいと思います。
・就業開始:23歳
・就業終了:60歳
・現在の年収:400万円
・金融資産:2000万円
・利回り:0%
・老後生活費:月額28万円
国民年金


国民年金+厚生年金


上記シミュレーションを見ると、国民年金のみのほうは月に6.4万円
国民年金+厚生年金のほうは月に18.8万円もらえることがわかります。
生活費が28万円で年金で月に18万円もらえたとすると、
資産から10万円を使わないと生活できないですよね…
そして、少子高齢化によって社会保障制度が弱体化し、僕たちが高齢者になったときに今のように年金がもらえるかどうかはわかりません…
そのため、老後のことを考えると年金だけで生活していくのはかなり厳しくなることが予想されます。
なので、今のうちから老後のために資産を形成していくことが老後の不安をなくすために重要になります。

老後に豊かな暮らしをしたいなら
今から、お金のことを考えておくことが大事だよ
老後のお金の心配をなくす方法
シミュレーションをみると、100歳まで2000万円ほど足りないことがわかります。
そこで、老後にお金の不安をなくす方法を紹介します。
下記のリストをご覧ください
- 退職金
- 企業型確定拠出年金(企業型DC)
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)
- NISA
下記で詳しく解説していきます。
退職金とは、一般的に定年退職を迎えた従業員に退職金を支給する制度のことです。
ただ、必ずしも法律で支給しなければならないとされているものではなく、企業独自の制度なので退職金が出ない会社もあります。
実際、どれぐらい退職金がもらえるのでしょうか?
下記の表をご覧ください。
あくまでも相場なので、必ずしもこの金額をもらえるとは限りません。
そのため、退職金が出るから老後は大丈夫っと考えるのは少し危ない考えです。
今いる会社が倒産するかもしれませんし、転職する可能性もあります…
なので、退職金に頼らないためにも資産運用で老後の資産を獲得することが老後のお金の不安を消すためには重要です。
企業型DCとは、企業が掛金を毎月積み立て(拠出)し、従業員(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度です。

会社が老後のために資産運用をやってくれるみたいなイメージ!
企業型DCは、従業員が自動的に加入する場合と、企業型DCに加入できるかどうかを選択できる場合(選択型企業DC)があります。
企業型DCは、税制優遇措置があり、これが大きなメリットです。
ただ、そのぶんデメリットあります…
- 資産運用のリスクを負う
- 原則60歳まで引き出すことができない
- 自分で投資商品を選択できない
- 転職や早期退職に対応できない可能性がある
次に紹介する、iDeCoやNISAであれば、運用商品を選択できないというデメリットがないため、これらのほうがオススメです。
iDeCoとは、自分で掛金を拠出し、自分で運用方法を選んで掛金を運用する私的年金制度の一つです。
企業型DCと違って、全部自分で行うことが特徴です。
20歳から60歳までの人であれば、だれでも始めることができ、
月5000円から1000円単位で運用することが可能です。
こちらも、企業型DCと同じで税制優遇措置があります。
そして、自分で投資商品を選ぶことができます。
ただ、原則60歳までは引き出すことができないので注意が必要です。
iDeCoに関する詳しい記事はこちら↓
企業型DCとiDeCoは、原則として60歳まで引き出すことができないデメリットがありました。
なので、最初に資産運用を始めるのであれば、NISAをしましょう。
NISAとは、一定の金額までであれば利益が非課税&いつでも引き出すことができる制度なので
老後の心配をなくしたいのであればNISAが始めやすく、オススメです。
上記シミュレーションでは、100歳まで生きるとしたらあと、2000万円足りなかったですよね…
仮に、NISAで月に3万円を投資利回り5%で30年運用したとすると、
下記グラフの通り、約2500万円作ることが可能です。


ちなみに、投資利回り5%はかなり現実的な数字です。
このように、NISAを行うことで、老後に必要となるお金を用意することができます。
ただ、いきなりNISAを始めても、失敗するリスクがあります…
そのため、知識を身みつけた上で資産運用を行うことでお金の不安を減らすことができます!
↓の記事で資産運用のはじめ方について詳しく解説しているので是非ご覧ください!

まとめ
今回は、老後は年金だけで問題がないのかと、老後のお金の不安をなくす方法について解説しました。
・社会保障制度の弱体化によって、今の若者が高齢者になったときにもらえる年金が減る可能性があるため、お金の対策をする必要がある。
・公的年金:国民年金や厚生年金など
・私的年金:企業型DCやiDeCoなど


・生活費が28万円で考えたときに、年金が18万円もらえたとしても、80〜85歳で資産が尽きてしまう。
・退職金
・企業型確定拠出年金(企業型DC)
・個人型確定拠出年金(iDeCo)
・NISA
・一般的に定年退職を迎えた従業員に退職金を支給する制度のこと
・退職金が出ない会社もあるし、転職や早期退職などで退職金をあまりもらえないケースがある。
・企業が掛金を毎月積み立て(拠出)し、従業員(加入者)が自ら年金資産の運用を行う制度のこと
・転職や早期退職に対応できない可能性があり、原則60歳まで引き出すことができない。
・自分で掛金を拠出し、自分で運用方法を選んで掛金を運用する私的年金制度の一つ。
・20歳から60歳までの人であれば誰でも始めることができる。
・原則60歳までは引き出すことができない。
・一定の金額までであれば非課税で資産運用を行える制度
・企業型DCやiDeCoと違って、途中で引き出すことが可能
・1000円から任意の金額で始めることが可能
・誰でも簡単に始められるため、一番オススメできる資産運用
以上で今回の記事は終わりです。
最後までご覧いただきありがとうございました!